walk don't run.
急がば回れ、という言葉の意味を反芻する毎日です。
焦らず丁寧に確実に、という戒めのようなものを感じます。
患者さんに運動指導をするときに、よく運動しましょう、散歩をしましょう、とお話しますが、そのときに想定しているのは、気軽な運動です。
オリンピックを目指すわけじゃないから、強い運動は必要ないんですよという気持ちを込めて説明しています。
色んな方がいるので、運動が良いことはわかっていてもなかなか出来ないこともあるわけで。
例えば膝や腰が痛いとか、家の周りが坂道が多くて外に出にくいとか。
仕事が忙しいとか家事で疲れてしまうとか。
日焼けしたくないので、外出したくないとか。
お話している相手の方も、運動がなかなか習慣にならない理由がわからないこともあります。
大事だから大事、じゃ、うまくいかないですね。
どうやったらうまくいくのか、本人さんとしっかり話をしてみて一緒に考えて試してみて、うまくいくこともそうでもないことも。
次の手をまた試していく。
そんな試行錯誤の日々です。