検査項目について
採血
血液を分析することで全身の状態、各臓器の状態がわかります。
心臓病、動脈硬化のリスク評価として、LDL-c(悪玉コレステロール)、HbA1c(糖尿病の指標)、尿酸(痛風の原因)などを評価します。
検尿
尿の中に血液が漏れているかどうか、たんぱく、アルブミンが漏れていないかどうかを検査します。
ABI CAVI 動脈硬化検査
上腕と足首の血圧を測定することで、血管年齢や足の動脈の狭窄、閉塞などを評価します。
足の血管が詰まるかたは、脳梗塞や心筋梗塞になるリスクも高いですので早期発見に有用です。
心電図
心臓の状態や不整脈の有無がわかります。
胸部レントゲン
心臓、肺などの状態がわかります。
心エコー
超音波により心臓の形や動き、機能がわかります。
血液の流れも見ることができるので、弁膜症による血液の逆流などもわかります。
15-30分程度の時間で検査可能です。
運動負荷試験
運動をすることで心臓に一定の負担をかけて、心電図の変化により心臓の機能や不整脈が出るかどうか、どれくらい運動ができるのかなどを判定します。
心臓CT カルシウムスコア(心電図同期・非造影)
心臓の動きに合わせてCTで撮影することで、冠動脈に動脈硬化変化=石灰化の程度を調べます。
虚血性心疾患を発症する可能性を予測します。
心臓CTA (プラーク評価)心電図同期・造影
点滴で造影剤を注射し、心臓を撮影します。画像解析により冠動脈を描出し評価します。
短時間で撮影します。
なるべく脈が遅い状態で撮影する必要があるため、あらかじめ短時間だけ作用するお薬を服用いただきます。
10秒程度の息止めをしていただき撮影します。
ホルター(24時間型 1週間型)
小型軽量の装置により24時間あるいは1週間分の心電図を記録します。
日常生活での心拍数や不整脈の状態、狭心症の発作などを記録します。