迷ったら戻るところ
残暑、というにはあまりに気温が高すぎてまだ真夏の気分です。
クリニックの準備は無限であり、様々な判断が日々発生しています。
責任者とは、判断をする人、というのを理解していますが、それでもなおその状況が続くと迷いも発生します。
迷ったときにはどうしましょうか。
決まり、規則、ルール。
そういった物があればそれに則れば判断も楽にできます。
ただ、その決まりやルールを自分で作り出そう、というときにはどうでしょうか。
そんな時に立ち返るのはいつだってなんのために、何をしていきたいのか、ということです。
目的と方法はいつでも逆転しがちなので、迷ったら目的に立ち返るということが重要なことと思っています。
クリニックで言えば、AかBならどちらの選択肢がより患者さんにとって良いのか。
利便性が上がるのか。
待ち時間が少なくなるか。
わかりやすいか。
安心できるか。
負担が少ないか。
そんなことです。
でも実は一番頭を絞っているのは、AかBだけでなく、CやDはないか、なんて考えも同時にしていきます。
選択肢を作る、ということも大事な仕事です。
全部は可能か、まったくのゼロもありか、なんて考え出すと一週間はすぐに過ぎます。
ただ、迷ったら甘い方。
迷ったら高い方。
そうしておけば後悔はないように思います。
今月は、できるだけ涼しい方、というのも付け加えておきます。