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2024年から2025年へ

[2024.12.30]

2024年も終わりに近づいてきました。

年末年始は、これまでの自分を振り返る時期としています。

どんなときに笑い、どんなとき頑張ったか。

年齢を重ねると、出会った人からお聞きした良かったことや辛いと思っていることなどが、まるで自分のこととして感じるようになってきます。

特に今年は長年勤めていた病院を辞めクリニックを開院したこと

同じく長年勤めていたクリニックの非常勤も辞めたこと

戸頃循環器内科クリニックに集中し、沢山の方に来院いただきいろんな相談を伺ったことが数時間前の出来事に感じています。

 

 

寒さと心臓血管への影響

冬の冷え込みは、体だけでなく心にも影響を与えます。

血圧が上がりやすい時期でもあります。

まずは温かい食事です。

味噌汁にたっぷりの野菜を加えていただくだけでもいいですね。

味噌汁は塩分がおおいと言われます。

でも、塩分量の影響より、味噌自体が体によく、味噌汁は体に良い、という論文報告があります。

その湯気の中に、栄養だけでなくぬくもりも感じます。

 

運動を続けること。

「今日は寒いから…」と動くのを諦めたくなる日もありますよね。

でも、その一歩を止めないことが未来の健康につながります。

たった5分のストレッチや、軽い体操でも大丈夫です。

テレビを見ながらのスクワットや、お気に入りの音楽に合わせて体を揺らすだけで、体の中の血液が巡り、冬の冷えやだるさが和らぎます。

クリニックが始まり、Inbodyで沢山の方の筋力測定や水分バランスを評価しました。

中には下半身の筋力が非常に弱っていたり、握力が下がっている方の診察を行いました。

座りながら安全にできる筋力強化の指導や、握力と認知症の関係、認知症への対策についてなど

診察時間の中では、色んなお話を致しました。

 

2025年でクリニックで行うこと

来年は、当院のフィットネスルームでいくつかのことを患者さんに健康教室として体験していただきたいことがあります。

転ばない体作り

肩こりを解消するための体操

内臓脂肪、体型が気になるときの運動方法

健康寿命に効く体操

運動したいが何から始めればいいのかわからないときに考えること

三日坊主を返上するための習慣づくり

患者さんのボヤキやちょっとした嘆き、というものを集めているので

2025年には、こういうのが知りたかったといってもらえるように色々構想しています。

 

新しい年は、新しい習慣を始める絶好のタイミングです。

運動習慣がない方に運動しましょうといっても始まらないですね。

「どこから手をつければいいの?」

口に出さないまでも、漠然と思いますよね。

自分でそう考えたときにすることがあります。

 

小さな目標を一つ決めること。

毎朝10分だけ早くでて、駅までの道を遠回りしてみようか。

昼ご飯食べたら、いつもはごろん。でもこれからは少し歩こうかな。

夕食後にはストレッチをしてみる。

 

それだけでも良いです。

続けることで「自分はできる」という自信が生まれ、さらなる目標へのステップになります。

クリニックではそういったことを一緒に確認していくお手伝いもできます。

血圧手帳に運動量を書いてもいいですね。

運動した→◯

したかった→△

できなかった→✗ 

習慣になったら歩数を書き込むのもいいですね。

 

楽しみを明日に取っておく

すべてを一気に楽しもうとせず、少しずつ先にに楽しみを取っておくことで、一日一日をより豊かに過ごせる気がしています。

例えば、映画を見るなら、その続きは翌日に持ち越す。

食事もお酒も程々にして長く楽しめるような身体づくりをしていこう、とか。

楽しみがあることで、翌日を迎えるのが待ち遠しくなり、日々が特別なものに感じられます。

このちょっとした工夫が、毎日を丁寧に生きる感覚に繋がります。

 

年末は、今年一年の思い出を振り返る絶好のタイミングです。

誰かと1年の振り返りについて話をするのもいいかもしれません。

ある患者さんが、「年末に家族と一緒に写真アルバムを開き、その年の一番嬉しかった出来事を話す時間を大切にしている」と教えてくれました。

そのひとときが、家族の絆を深め、次の活力になるように感じます。

いつでも患者さんにはいろんなことを教えてもらっています。

 

年齢を重ねると、誰かに感謝したくなる気持ちが増えてきている気がします。

若かった頃より、ありがとう、という言葉の重みが増しているのを感じています。

感謝を忘れず、また1年、仕事に没頭していきたく思っています。

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