乾く冬の夜に思うこと
この1週間で冬が深くなってきました。
雨もふらず空気も乾燥しています。
この時期には温かい飲み物で体を温めたくなります。
ホットミルクや生姜湯などは体を温める効果があります。
熱いも飲み物を少しづつ飲んでいくと、飲むほどに気持ちも落ち着いていくのを感じます。
夏の脱水症注意、は今年も盛んに言われました。
でも冬でも脱水症は起こります。
空気も乾燥しています。
飲み物で言えば、カフェインには利尿作用があり、過剰に摂取すると体内の水分が失われやすくなります。
特に就寝前のカフェイン摂取は睡眠の質に影響を与える可能性があるため、夜間はカフェインレスの飲み物を選ぶようにしています。
「甘いは正義」
砂糖が多く含まれる飲み物は、エネルギー補給ができます。
適度なら、疲れも取れたり頭の回転も良くなったりします。
でも、過剰な摂取は血糖値の急上昇や体重増加の原因となります。
飲み物で迷ったら甘い方、は間違いない選択ですが、ひと工夫する余地を考えます。
甘味が欲しいときは、はちみつを適量加えることで、自然な甘さを楽しむことができます。
はちみつと紅茶や柚子の組み合わせがお勧めです。
ハーブティーは、さまざまな種類があり、それぞれが様々な効果を言われています。
カモミールは、リラックス効果が高く、ストレスや不安の解消、不眠の改善に役立ちます。
また、消炎作用もあり、胃腸の不調を和らげる効果も期待できます
ペパーミントは消化促進や胃のむかつきを軽減する効果があります。
また、爽快な香りが気分転換にも効果があります。
ローズヒップはビタミンCが豊富で、免疫力の向上や美肌効果が期待できます。
酸味のある味わいが特徴です。
ラベンダーは鎮静作用があり、リラックスや睡眠の質向上に効果的です。
独特の香りが心を落ち着けます。
ジンジャー(生姜)は体を温め、血行を促進する効果があります。
冷え性の改善や風邪予防にも役立ちます。
毎日の気分に合わせて飲み物を選ぶのは楽しいです。
味が好みと合わなくても、はちみつを入れるといい感じになることもありますので、また面白いものです。
生姜は漢方薬としても使われています。
生姜(しょうきょう)と乾姜(かんきょう)があります。
生の状態から乾燥させたものを生姜
蒸した後に乾燥させたものを乾姜と呼びます。
生姜の主な効果は、吐き気や食欲不振を改善する健胃作用です。
他にも解熱や咳止め効果も期待できます。
乾姜は、体を中から温める作用が強いです。
胃腸の冷えている下痢や便秘、腹痛の際に効果を発揮します。
生姜と乾姜の違いは加熱の有無です。
熱を加えることによって生姜に含まれる有効成分の量が変化し、効能の違いが生まれます。
胃腸の調子が優れない時には生の生姜を
体の中から冷えているなと感じる時は加熱した生姜を
普段の食事から意識してみるのもいいですね。
自分では、よくするアレンジがあります。
シナモンやクローブ、ナツメグなどのスパイスパウダーを飲み物に加えると、風味が豊かになります。
例えば、ホットワインやチャイティーなどですね。
赤ワインをお湯でハーフにして、シナモンやレモン、はちみつを入れると飲み終わる前には眠くなっています。
飲み物を注ぐ前にマグカップをお湯で温めておくと、飲み物の温度が保たれます。
夜な夜なこういった儀式的なことをしていると、毎日の雑多なことも忘れて没頭集中していきます。
ほんの些細なことですが、寝る前の温かい飲み物で一日を締めくくるのもいいのものですよ。