埼玉県の新型コロナデータ
今年は梅雨入りが遅く、短い梅雨になりそうだという予報が出ていました。
沖縄では新型コロナの患者さんが増えていて、救急医療での対応が大変だというニュースもでていました。
もはや普通の感冒扱いになって来た気もしますが埼玉県でも定点把握は続いています。
2024年6月10日から16日では、1医療機関あたりの平均患者数は以前と比較し少ないもの上昇トレンドにあるようにも見えてきます。
以下に傾向把握ができるサイトをリンクいたしますのでご参考までに。
県内の感染症流行状況の全体像の確認ができるサイト
これを見ると、インフルエンザは冬に多く、RSウイルスは夏に流行りがち、今年はA群溶血性レンサ球菌性咽頭炎が例年になく見られているという事がわかります。
いま、世間で問題になっているのは、いわゆるコロナ後遺症、とかLong covidといって症状が長く続いて困られている方がいることです。
多くの症状は、疲労感、倦怠感ですが、関節痛とか、筋肉痛、咳痰、息切れとか胸痛、脱毛、集中力低下、頭痛、抑うつなどです。
コロナ感染して熱があるときからずっと続く方や、一旦回復したあとにまた症状が出る方、それも改善したあとに再度同じような症状が出る方などいろいろあるようです。
今のところ確固とした治療はなく、コロナにかからないこと、時間経過で改善していくことが多いと言われています。
大切なのは、他の病気ではないか?という視点と、困っている症状を楽にする対処が必要かどうか?の2点が大事と思います。
厚生労働省のホームページにQandAが載っていますので参考にしていただければ幸いです。