気温変化と血圧変動
台風が過ぎ去り、埼玉でも晴れ間が覗く日が増えてきましたね。
最高気温が30度を下回る日が増え、少しずつ秋の気配を感じられるようになりました。
気がつけば9月、夏が終わり、季節はすぐに秋へと移り変わろうとしています。
秋に近づくにつれ、気温も徐々に下がり、肌寒さを感じる日が増えてくるかと思います。
寒い日が続くと、特に高血圧の方は血圧が変動しやすくなります。寒さにより血管が収縮し、血圧が上がりやすくなることがありますので、特に注意が必要です。
また、暑い夏の間、どうしても運動量が減りがちで、気づかないうちに体重が増えていたり、体力が落ちていたりすることもあるかもしれません。
このような季節の変わり目には、定期的に血圧や体重を測定し、ご自身の健康状態をしっかりと把握しておくことが大切です。
血圧を測る際には、正しい測定方法を守ることが重要です。
測定前には数分間安静にし、正しい姿勢で測定するよう心がけましょう。
正確な測定結果を得ることで、血圧の変動に適切に対応することができます。
年末に向けて忙しくなる時期ですが、今のうちからしっかりと健康管理を行い、トラブルを未然に防ぎましょう。
当クリニックでは、皆さまの健康をサポートするためのアドバイスやご相談も承っておりますので、どうぞお気軽にご利用ください。
クリニック開院後には、血圧管理や動脈硬化管理が必要な方には、積極的に血圧手帳や心不全手帳などでの管理ができるよう血圧手帳を無料でお渡し致しいたします。
これからも、皆さまが安心して日々を過ごせるよう、心を込めてお手伝いさせていただきます。
どうぞお体に気をつけてお過ごしください。