発熱外来について
新型コロナ感染の流行期には、発熱して体調が辛くなったときにどこに行けばいいのか。
どうすればいいのか不安な時期がありました。
今は流行の感染が落ち着いてきた様相で、発熱外来の需要は下火です。
当院では、あえて設計の段階から発熱外来について考えました。
直接入れて、検査を受けられ、そのまま会計を済まし、その場で必要なおくすりを届けられる体制をつくりました。
4日以上発熱が続いたり、呼吸苦や体調不良が進んでしまったら、再度診察が必要と考えます。
その時は、レントゲンや場合によってはCTスキャン検査なども必要になるかもしれません。
でも、まずはインフルエンザやコロナ感染が心配、という方もいらっしゃいますので、なるべく負担のない形を求めて想定しました。
発熱外来はウェブ予約で来られるのが一番お勧めです。
理由は2つ。
一つは、いつ発熱出るのかわからない。
事前に予約など出来ないので、大抵その日の夜に次の予約を取りたい、となる流れを考えています。
24時間予約可能なウェブ予約は電話予約より対応力があると考えます。
もう一つ。
当院採用のデジスマアプリでは、容易にオンライン診療が出来ます。
診察券・患者番号がある方なら、自宅や出先からウェブ/オンライン診察も可能です。
もちろん検査はできないですが、診察により検査が必要かどうかが判断できます。
解熱剤などの処方を行い、とりあえずの手当も可能になります。
電子処方せん*マイナ保険証に対応いただいている薬局では、紙の処方せんを受け取ることなくマイナ保険証で処方が受けられます。
さらに。
発熱外来にお越しいただいた状態で、スマートフォン越しで診察も可能です。
鼻腔からのウイルス検査を行い、モニター越しで結果説明や処方受けも可能になります。
喉の痛みが強ければ、すぐに喉の状態を確認いたします。
患者さんにいかに負担がかからず、有効で、安全な医療ができるのか。
とりあえず土曜日は必ず医師二人体制です。
明日から、2日間、内覧会です。
まだシステムを構築し、スタッフ同士で業務の流れを確認しているさなかです。
生まれたばかり、これから成長していくクリニックの最初の段階を見に来ていただけましたらと思います。