治療について
2026年の心不全 第四話 HFpEFは治療法がある心不全といえるようになった(2026.09.09更新)
少し前まで、HFpEFは循環器診療の中でも非常に難しい病気でした。
心臓の収縮力、つまりLVEFは50%以上保たれている。
それなのに、
息切れ
むくみ
運動すると苦しい
心不… ▼続きを読む
2026年の心不全 第三話 SGLT2阻害薬は心不全の治療薬(2026.09.08更新)
SGLT2阻害薬と聞くと、
「糖尿病の薬ですよね?」
と思われる方がいらっしゃいます。
SGLT2阻害薬の効果により尿検査を行うと尿糖が4+になります。
それなのに検診やドックで、糖尿病の疑い… ▼続きを読む
プリン体を控えているのに尿酸値が下がらない時に読む話(2026.09.07更新)
尿酸値の「ほんとうの話」
健診で尿酸値を指摘され、ビールをやめ、レバーを避け、それでも翌年ほとんど下がらなかった。
その理由は、たいていプリン体の食べ過ぎではないところにあ… ▼続きを読む
2026年の心不全 第二話 MRAが「EFにかかわらず」重要な薬へ(2026.09.07更新)
心不全治療薬の一つにMRA(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬)があります。
代表的な薬には、
スピロノラクトン
エプレレノン
があります。
さらに近年では、非ステロイド型MRAで… ▼続きを読む
2026年の心不全 第一話 「HFmrEF」が消えた(2026.09.06更新)
心臓のポンプ機能45%は、もう“中間”ではなくなったという話です
心不全では、心臓がどれくらい血液を送り出せるかを示す「左室駆出率(LVEF)」という数字を重視します。
これまでのESC心不全ガイ… ▼続きを読む
「もう高齢だからスタチンは不要」は本当でしょうか(2026.09.03更新)
70歳を超えても、心筋梗塞・脳卒中を防ぐ効果が確認されました
悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールを下げる代表的な薬が「スタチン」です。
スタチンは、心筋梗塞や脳卒中を防ぐことが確認さ… ▼続きを読む
コロナワクチンについて考えていること(2026.09.01更新)
「コロナはもう軽い病気だから、ワクチンは必要ない」のか
診察室で、最近このようなお話をよく伺います。
「コロナは以前より軽くなったのでしょう」
「一度かかったので、もう免疫があると思います」
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心臓を守るには腎臓もチェックすることが大事という話(2026.08.30更新)
「STAMP on CKD」という考え方
2026年8月、欧州心臓病学会(ESC)から、心血管疾患と慢性腎臓病(CKD)を一体として診療するための新しいガイドラインが発表されました。
その中心とな… ▼続きを読む
コロナ後遺症について(2026.08.19更新)
コロナ感染の後遺症とは
COVID-19感染後、少なくとも2か月以上持続し、他の疾患で説明できない症状をいいます。
18ヶ月経っても5%程度の方は何らかのCovid後遺症が残っていると報告がありま… ▼続きを読む
コロナ感染症の治療について(2026.08.19更新)
COVID-19は「もう普通の風邪」なのか?
2026年、抗ウイルス薬を誰に使うべきかという問題があります。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が日常的な感染症となってから、かなり時間が… ▼続きを読む
マンジャロが心筋梗塞リスクを減らす、という(2026.08.16更新)
糖尿病治療薬として使われているマンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、血糖を下げるだけでなく、体重を大きく減らす効果があることから注目されています。
循環器内科の立場から非常に重要なの… ▼続きを読む
喘息と風邪(2026.08.10更新)
喘息の治療は、この10年ほどで大きく変わりました。
以前は「発作が出たら気管支を広げる薬を吸う」が当たり前でした。
しかし現在では、「発作が出た時こそ炎症を抑える治療が重要」という考え方へ大きく転… ▼続きを読む
鉄が足りないと感じるときに読む話(2026.08.06更新)
「血液検査で貧血はないと言われたのに、疲れやすい」
「鉄が不足していると言われたが、どのくらい薬を飲めばよいのか分からない」
「鉄剤を飲むと胃がむかむかして続けられない」
鉄欠乏は日常診療で非常… ▼続きを読む
長引く咳(2026.08.04更新)
長引く咳の原因が見つからないとき
耳、心臓、神経に原因が隠れていることがあります
咳が何週間も続いているのに、胸部レントゲンでは異常がなく、風邪薬や咳止めを飲んでも改善しない。
このような症状で… ▼続きを読む
排尿時の痛み(2026.07.29更新)
尿路感染症の症状と治療について
「尿をするときに痛い」
「何度もトイレに行きたくなる」
「尿が残っている感じがする」
このような症状がある場合、尿路感染症の可能性があります。
尿路感染症は比… ▼続きを読む
帯状疱疹ワクチンは高いのか(2026.07.27更新)
帯状疱疹ワクチンには2種類あります。
生ワクチン 1回接種。6〜8千円。
不活化ワクチン 2回接種で約4.5万円前後。
単純に値段を比較すれば不活化ワクチンは高いです。
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コレステロールが高い。その時の考え方 その5(2026.07.27更新)
善玉コレステロールが高ければ、悪玉コレステロールが高くても大丈夫なのか
結論から言うと、HDL-Cが高くても、LDL-Cが高ければ動脈硬化のリスクは残ります。
HDL-Cは一般に「… ▼続きを読む
コレステロールが高い。その時の考え方 その4(2026.07.27更新)
LDL治療の目標は「何mg/dL下げるか」だけではありません
2026年ガイドラインでは、LDL-Cの絶対値の目標が再び明確に示されました。
同時に、治療前から何%下げたかという低下率も重視します… ▼続きを読む
コレステロールが高い。その時の考え方 その3(2026.07.27更新)
冠動脈石灰化スコアは、迷ったときの判断材料
「薬を飲むべきか、生活改善だけで様子を見てよいか」
この判断が難しい場合に役立つのが、冠動脈石灰化スコア、いわゆるCACスコアです。
冠動脈石灰化は、… ▼続きを読む
コレステロールが高い。その時の考え方 その2(2026.07.27更新)
すでに動脈硬化性疾患があるかどうか
LDL-Cの治療方針を考えるうえで、最も重要な分岐点の一つが、すでに動脈硬化性疾患を起こしているかどうかです。
以下の病歴がある場合は、基本的に「二次予防」とし… ▼続きを読む
