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80歳までに3人に1人が発症する病気を予防するワクチンについて

[2025.02.12]

以前から言われてた、帯状疱疹ワクチンの定期接種に関してニュースが出ました。

帯状疱疹は、80歳までに、3人に1人は発症すると言われています。

長生きするうえで、33%の確率で発症するというのが辛い数字です。

 

この帯状疱疹をしっかり予防するワクチンが、定期接種、つまり補助が出るということです。

対象は 65歳になった人、ということです。

すでに65歳を超えている人については

5年間の経過措置として70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の時に接種する機会を設ける方針とのことです。

 

ワクチンは「生ワクチン」と「組換えワクチン」の2種類あります。

このうち「生ワクチン」は、接種は1回で費用は8000円程度ですが5年から7年程度でワクチンの効果が弱まるとされています。

また、「組換えワクチン」は、2回接種する必要があり、費用は合わせておよそ4万4000円かかりますが、10年たっても高いワクチンの効果があるとされています。

 

副反応については臨床試験で接種した部位の痛みやかゆみなどのほか、全身のだるさが報告されています。

重い症状はなく、安全性は確認されています。

定期接種では、国による補助 + 自治体によって独自の助成  がたいてい出ます。

自己負担額は自治体によって異なるものとなります。

越谷市はどうでしょうか。

当院での帯状疱疹の解説ページになります。

 

 

帯状疱疹は 水ぼうそうと同じウイルス によって引き起こされる病気です。

幼少期に水ぼうそうを経験した方の体内には、ウイルスが潜伏しています。

加齢や疲労、ストレス などで免疫力が低下すると、このウイルスが再活性化し、帯状に痛みを伴う発疹が現れます。

特に 50歳以上で発症しやすいです。

また、発疹が治った後も 神経痛が長期間続く ことがあり、生活の質(QOL)が大きく低下する原因になります。

 

 

2025年中には、この制度が始まりそうですので、また追加情報が出たらこちらでもお伝え致します。

当院でも 帯状ほう疹ワクチン接種を実施 しております。

補助がなくても、すぐに予防したい、という方は当院でいつでも接種可能です。

 

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