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脂肪肝とアルコール「そんなに飲んでない」

[2026.01.24]

「飲んでる?飲んでない?」

脂肪肝(MASLD)を「お酒が主因ではないタイプ」として考えるとき、飲酒量を “純アルコール量(g)/週” で見ます。

ここが分かると

「自分は飲んでいる側なのか、飲んでいない側なのか」

がはっきりします。

目安(週あたりの純アルコール量)

  • 男性:週210 g未満 → 「飲酒が主因ではない」側(MASLDの枠に入りやすい)

  • 女性:週140 g未満 → 「飲酒が主因ではない」側(MASLDの枠に入りやすい)

逆に、

  • 男性:週210 g以上

  • 女性:週140 g以上
    になってくると、代謝(肥満・血糖・脂質・血圧)の影響に 飲酒が上乗せ している可能性が高くなります。

※これは「分類のための目安」であって、「この量なら安全」という意味ではありません。

脂肪肝に高血圧・中性脂肪高値・肥満・睡眠時無呼吸が合わさる方では、飲酒が血圧や中性脂肪、睡眠の質に影響しやすいです。

減らすほどリスク管理上は有利 です。

純アルコール20 g は便利は指標

まず 20 g=1単位 としておくと分かりやすいです。

  • ビール(5%):500 mL20 g

  • 日本酒(15%):1合(180 mL)20 g

  • 焼酎(25%):100 mL20 g

  • ワイン(12%):グラス1杯(約180 mL)約17 g(ほぼ20 gと考えます)

 

じゃあ「飲んでいない側」って、生活の中ではどの程度?

男性:週210 g未満(=20 g×10回/週 未満)

  • 例)ビール500 mL 1本/日 → 週約140 g(未満側)

  • 例)ビール500 mL 1.5本/日ペース → 週約210 g(境目)

女性:週140 g未満(=20 g×7回/週 未満)

  • 例)ビール500 mL 1本を週5日 → 週約100 g(未満側)

  • 例)ビール500 mL 1本/日 → 週約140 g(境目)

現実的に考えると

脂肪肝がある方は、「肝臓のために禁酒!」と気合いで勝負するのは避けたいです。

我慢しよう、と考えているだけでストレスが増えます。

  1. まず飲まない日を増やす(週2日→週4日へ、など)

  2. 飲む日は 量を決める(“いつの間にか増える”を止める)

  3. お酒そのものより、セットの つまみ・締め(揚げ物+炭水化物) を見直す

この順番のほうが、体重・血圧・中性脂肪・睡眠がまとめて改善しやすく、結果として肝臓にも心血管にもプラスになります。

 

食事は、地中海食の考え方(野菜・豆・魚・ナッツを増やし、加工食品や精製糖を減らす)を、日本の食卓で続けられる形に置き換えるのがコツです。

  • 主食:白米大盛り → 普通盛り+具だくさん味噌汁(野菜・豆腐・海藻)

  • たんぱく:唐揚げ/とんかつ頻回 → 焼き魚・刺身・鶏むね・豆腐・納豆

  • 脂:バター/ラード/揚げ物多い → オリーブオイル or 菜種油で量は控えめ

  • 間食:菓子パン/スイーツ → ナッツ少量・無糖ヨーグルト・果物は小さめ

  • 飲み物:ジュース/甘いカフェ → 水・お茶・無糖コーヒー

  • 外食:ラーメン単品 → 定食(魚/豆腐/野菜)、丼ならご飯少なめ指定

長く、楽しく、美味しくお酒を楽しむのにはは、こういった作法を意識するのもいいと思っています。

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