メニュー

小麦粉の可能性

[2025.10.13]

なんでもやってみる、ということは大事です。

自分で経験することで得られる知識があります。

 

富澤商店は新しい世界へ開いています。

セモリナ粉です。

 

せりもな、とか、もせりな、とか言い間違えそうです。

くしゃみは厳禁です。

そっとそっと、と口にしながら袋から解放します。

少しずつ水を加えて、こねていきます。

少しづつ、少しずつ。

 

無心にただ、こねるのです。

 

生地を寝かせます。

濡れ布巾をそっとかぶせます。

つい、めくりたくなるのは何なんでしょうか。

 

マルチタスク、というのはつまり同時進行、とい作業のことです。

無心に刻んだ玉ねぎを炒めます。

オリーブオイル、好きです。

オイルが好きとか、変ですね。

 

 

トマト缶はイタリア製がいいです。

イタリア料理への最短の選択です。

煮込んでいるとぴちぴち、飛び散ります。

拭きつつ、かき混ぜつつ。

トマトは熱をしっかり入れるほどに酸味が消えていきます。

酸味をほどよく残しておくのも好みです。

細麺、という概念は一旦忘れます。

極限まで頑張っても、太麺です。

 セモリナ粉をまぶして、くっつかないようにしていきます。

この頃には、もう愛情が芽生えています。

 

 

3分茹でて、ソースをかけて出来上がり。

最後にオリーブオイルを一回しします。

 

次、自家製パスタを外食で食べるときには、感謝が深くなる、という話でした。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME