何もしない時間の価値
忙しい、とは心を亡くすこと、と書きますね。
現代に生きるものとして、忙しい毎日を送るのなら全く余裕がない、とか落ち着く暇もない、という日常を過ごしている方もいらっしゃると思います。
余裕がなくなるとつい人に厳しい態度を取ってしまう、とか、うまくいかないことに腹を立てる、という陰性の感情で悪循環の沼にハマりがちです。
そんな連鎖からどう抜け出すか。
簡単で、どこでもできる方法がいいです。
自分の方法は単純です。
ゆっくり飲み物をいれることです。
「ゆっくり」 「自分で淹れる」
緑茶でも、紅茶でも、ゆず茶もいいです。
自律神経の乱れ、でお困りの方には、この多忙すぎる状況の沼で溺れているのではないか、焦りや切迫感で気持ちが押しつぶされているのではないのか、と感じることもあります。
少なくとも精神的な多忙を一旦リセットするための儀式にもなります。
何もしていないときには脳が整理されてリセットされます。
他に何もしないような状態を作れば、自然とぼっーとして、頭や気持ちがスッキリします。
A mind full of self: Self-referential processing as a mechanism underlying the therapeutic effects of mindfulness training on internalizing disorders
この研究でも、要約すると、ぼっとするのはいいんですよーと書いてあります。
まあ、たしかにな、と思うような話です。
お茶やコーヒー豆をいちいち買いに行くのは大変です。
私はこんなインスタントを魂こめてお湯を注ぎ、その後湯気をぼっと見ています。
湯気が消えて飲み終わった頃にはいつでもリフレッシュしています。
Janat というティーパックは当院のスタッフ休憩室に常備しているものです。
これで、ジャンナッツって、読むのです。
なんでもリフレッシュできます。