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ごま油とサラダ

[2026.06.14]

ごま油の魅力は、香ばしさです。

野菜、豆腐、きのこ、海藻、鶏むね肉など、かなり優等生な食材を、食べたい料理に変えてくれます。

 

サラダを作ります。

 

 

 

減塩指導をすると、どうしても食事が物足りなくなりますが、ごま油を少量使うと、塩を増やさなくても満足感が出ます。

たとえば、

冷奴+ねぎ+少量のごま油+減塩しょうゆ少し
きゅうり+わかめ+酢+ごま油少量
キャベツ+海苔+ごま油+塩ひとつまみ
きのこ炒めの仕上げに数滴

こういう使い方はかなり良いです。

血圧対策で大事なのは「塩を減らすこと」ですが、塩を減らすと食事が寂しくなる。

その寂しさを、香り・酸味・だし・薬味で補う。その中でごま油は助けになります。

 

クミンシードとごま油、油揚げを炒めます。

カリカリまでいきます。

クミンを炒めると香ばしい香りが立ち込めます。

 

 

でも、注意したいのは、ごま油も油であるという当たり前の事実です。


小さじ1杯で約40kcal。

大さじ1杯なら約120kcal。

香りが良いのでつい多めに使いたくなりますが、「健康そうだからたくさん使ってよい」というものでもないです。

特に注意したいのは、

高血圧:ごま油そのものより、合わせる塩・しょうゆ・中華だしが問題。
脂質異常症:揚げ物や油多めの炒め物にすると総カロリーが増えやすい。
糖尿病・肥満:油は血糖を直接上げにくいが、体重増加にはつながりやすい。
心不全・慢性腎臓病:ごま油よりも、塩分過多の味付けに注意。

つまり、ごま油は「心臓に悪い油」ではなく、量に気をつけないと心臓に影響が出る食事に変わる油です。

白ごま油と濃い口。使い分けています。

旨味を求めても減塩です。

 

 

循環器内科の食事療法は、どうしても「塩を減らしましょう」「脂を控えましょう」「体重を落としましょう」になりがちです。

でも、それだけでは続きません。

食事は薬ではなく、生活そのものです。

続けるには美味しさが必要です。

 

そこでごま油です。

ごま油は、少量で満足感を出せる。
野菜を美味しくする。
減塩の味方になる。
でも、主役にするとカロリー過多になる。

 

カリカリ油揚げができたら引き上げます。

そのままのフライパンで刻んだパプリカ、ナスを炒めます。

 

 

だから循環器内科的な結論は、

ごま油は、飲むものではなく、香らせるもの。
大さじで使うより、最後に数滴。
塩を増やすくらいなら、ごま油を少し使う。


塩を減らしても人生を味気なくしない、って大事ですよね。

鶏ハムと和える。

中華タレと山椒をふってサラダを頂きます。

満足感が心地よいのです。

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