風邪 かぜ
風邪（かぜ）は感冒（かんぼう）や急性上気道炎と呼ばれることもあります。
風邪は、ウイルスや細菌が体内に入り、鼻や喉の粘膜に付着、増殖して発症します。
免疫力でウイルスや細菌の増殖を抑制すれば、風邪はひきません。
症状
- のどのいたみ
- 咳
- 鼻水
- はなづまり
- 頭痛
- 関節痛
- 倦怠感（だるい）
などの症状があります。
ウイルスの増殖が進めば、体が自分を守るため（免疫力を高めるため）発熱します。
検査
ウイルスや細菌の中では、迅速検査ができるインフルエンザ、新型コロナ、溶連菌などがあります。
これらが疑われるときは、インフルエンザ・コロナ迅速検査や溶連菌迅速検査などを行い、感染の有無を確認します。
気管支炎、肺炎などが疑われる場合には、血液検査（白血球 CRPなどの炎症反応）、レントゲン、CTスキャン検査を行うこともあります。
レントゲンではわかりにくいものの、CTスキャンでは精細に肺や気管支の状態を評価することが出来ます。
診断
問診、血液検査やレントゲン、CTスキャンなどで診断できます。
当院でのCT検査は予約不要で当日検査可能です。結果も当日ご説明致します。
治療
症状を改善・緩和する治療が主となります。
痛みや高熱に対しては、解熱鎮痛剤と、胃粘膜保護目的に胃薬を併用することもあります。
咳止め、痰切りなどで咳き込みを抑え、しっかり睡眠が取れるようにします。
ウイルスが原因である場合には、抗生物質は効果がありません。抗ウイルス薬が使用できる場合には内服治療を行います。
当院では、風邪の症状に合わせて解熱剤や咳止め、抗ウイルス薬などによる治療を行っています。
発熱外来での受診が可能です。
発熱外来専用のクリニック入口と発熱外来診察室があります。
受診時にはネット予約もしくはお電話で先にご連絡いただき、発熱外来のご案内を差し上げます。
