軟膏・クリーム・ローションの違い
皮膚のお薬には、同じ成分でも「軟膏」「クリーム」「ローション」など、いくつかのタイプがあります。
それぞれ使いやすい場所や皮膚の状態が少しずつ違います。
軟膏
油分が多く、しっとりしたタイプのお薬です。
乾燥してカサカサしているところ、ひび割れているところ、皮膚が厚くなっているところに向いています。刺激が比較的少ないため、掻き壊しがある部分にも使いやすいことがあります。
ただし、ベタつきやすいのが欠点です。
乾燥・ひび割れ・カサカサには軟膏が向いています。
クリーム
水分と油分を含み、軟膏よりもさらっとしていて伸ばしやすいタイプです。
ベタつきが少ないため、日中や夏場、広い範囲に塗るときにも使いやすいお薬です。
一方で、皮膚に傷やひび割れがあると、しみることがあります。
ベタつきが気になる場合や、普通の湿疹にはクリームが使いやすいです。
ローション
液体に近く、さらさらしているタイプです。
特に、髪の毛がある頭皮や毛の多い場所、広い範囲に塗る場合に向いています。髪の毛についてベタつきにくく、皮膚まで届きやすいのが特徴です。
頭皮や毛の多いところにはローションが便利です。
簡単な使い分け
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皮膚の状態・場所 |
向いているタイプ |
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カサカサ・乾燥 |
軟膏 |
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ひび割れ |
軟膏 |
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普通の湿疹 |
軟膏・クリーム |
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ベタつきを避けたい |
クリーム |
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頭皮 |
ローション |
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毛の多いところ |
ローション |
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広い範囲 |
クリーム・ローション |
「軟膏のほうが強い」という意味ではありません
軟膏・クリーム・ローションの違いは、主に薬の形や塗りやすさの違いです。
「軟膏だから強い」「ローションだから弱い」という意味ではありません。同じ成分でも、皮膚の状態や塗る場所によって使いやすいタイプを選びます。
塗るときのポイント
お薬は、強くすり込む必要はありません。皮膚の上にやさしく広げるように塗ってください。
また、
- 塗ると強くしみる
- 赤みや腫れが悪化する
- 水ぶくれや膿が出てきた
- 数日使っても改善しない
といった場合は、自己判断で続けず受診してください。
お薬は「どの成分を使うか」だけでなく、「どのタイプを、どこに使うか」も大切です。
